すやすやと寝息をたて、 いつの間にか寝てしまった王子。 ドキドキして戻ってきたというのに これじゃまるで 自分だけ舞い上がっているようで 本当に 私ばかりがエッチみたいだ。 起こさないように そっとベッドへ入った。 いまだに治まらぬドキドキで 眠気はこれっぽっちもない。 まじまじと王子の寝顔を見ると 案外幼い顔立ちでとても可愛い。 綺麗に通った鼻筋も 整った形の唇も 羨ましいほど長いまつげも 今しか見れないのでは、 と思い瞬きも忘れて 王子の顔を見つめていた。