「いいわ。じゃあ久し振りにエステに行こうっと」


「ああ、それはいいですね?」


「しっかりと体を磨いて、もっと綺麗になるわね?」


「トーコさん、それ以上綺麗になってどうすんですか?」


「まあ、翔ちゃんたら、お上手なんだから……。でも、嬉しいな」


そう言って片桐チーフは再び俺の腕に手を絡め、肩に頭を乗せて来た。


「ちょ、トーコさん……」