天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜

「精神がボロボロになりかけた麻衣に、あの“三バカ”が近付いたのよ、笑顔でね」


「あ、でも、それは別に悪い事では……」


「不自然でしょ?」


俺が“三バカ”を擁護したら、須藤京子にピシャリと切られてしまった。


「麻衣とあの三人はどう見たってタイプが違うわ。例えば話題だって合わないはずよ。それに……、なぜこのタイミング?」


「それは……」


俺は何も思い付かなかった。情けないけど。


「女の妬みって、怖いのよ?」


その言葉と声音が、本当に怖いと俺は思った。