天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜

俺は麻衣ちゃんの頭を撫でながら、麻衣ちゃんの息が落ち着くのを待ってあげた。


少しして息が落ち着くと、

「翔平さんは具合がよくないんだから、今日は大人しく……ね?」

と麻衣ちゃんは、俺に諭すように言った。


「寝ろって?」


麻衣ちゃんがコクッと頷ずくと、

「嫌だ」

間髪も入れずに俺はそう言い、麻衣ちゃんは困ったような顔をした。


「そんな気にならないって言ったのに……」


「ごめん。あれは嘘だから」


「そんな……。でも、体によくないでしょ? よく分からないけど」


「平気だよ」


「でも、まだ熱が……」