天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜

「おやすみ」


「おやすみなさい」


と言ったものの、昼間いっぱい寝たし、この状況ですぐに眠れるわけもなく、俺はしばらく悶々としていた。


はあー、長い夜になりそうだなあ。


麻衣ちゃんも眠れないのだろうか……

まだ寝息が聞こえて来ない。


俺はあまりに退屈なので、テレビを着けようと思い、静かに体を起こしてリモコンを探しだした。すると、


「翔平さんも眠れないんですか?」


やっばり麻衣ちゃんも起きていた。


「うん……」


「私もです。お昼寝しちゃったから……」


「そうなんだ……。じゃあさ……」


俺はリモコンを探すのを止め、体を横にした。