「“みい子さん”?」
「はい」
麻衣ちゃんは、“ごまかそうったって、そうは行かないんだから!”的な目で俺を見ている。
「ああ、ミー子ね? ミー子はネコだよ」
「ほんとですかぁ?」
麻衣ちゃんは、語尾に不信感を込めてそう言った。
「ほんとだって……。実家で飼ってるネコでさ、あ、そうそう、携帯の待ち受けにしてるから見てよ。えっと、携帯は……」
どこやっちゃったかなあ、と周囲をキョロキョロしてたら、
「どうして携帯の電源を切っちゃったんですか?」
と麻衣ちゃんに言われた。
「はい」
麻衣ちゃんは、“ごまかそうったって、そうは行かないんだから!”的な目で俺を見ている。
「ああ、ミー子ね? ミー子はネコだよ」
「ほんとですかぁ?」
麻衣ちゃんは、語尾に不信感を込めてそう言った。
「ほんとだって……。実家で飼ってるネコでさ、あ、そうそう、携帯の待ち受けにしてるから見てよ。えっと、携帯は……」
どこやっちゃったかなあ、と周囲をキョロキョロしてたら、
「どうして携帯の電源を切っちゃったんですか?」
と麻衣ちゃんに言われた。



