天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜

弁当を美味しく戴いた俺は、「そろそろ帰りましょうか?」と片桐チーフに言った。


「もういいの?」


「はい」


帰り支度をすると、片桐チーフは嬉しそうな顔で俺の腕に手を絡めて来た。


誰かに見られたら困るなと思ったが、見た限り社内に残ってる人はなく、待たせてしまった負い目もあり、俺は片桐チーフと腕を組んだまま会社を出た。


片桐チーフに連れられ、向かった先は前に何度か行った事のあるバーだった。