天然男の恋愛事情〜オフィスは恋の花盛り〜

「俺の気持ち?」


「はい」


「麻衣ちゃんに対して?」


麻衣ちゃんはコクッと頷いた。


うーん、夜の公園で、という計画だったんだけど、こうなったら仕方ないか……


俺は少し背筋を伸ばして深呼吸をし、麻衣ちゃんを真っ直ぐ見て口を開いた。


「麻衣ちゃん……」


「は、はい」


「俺は麻衣ちゃんが好きです。付き合ってください!」