『それでね、どうしたら良い?』


《どうしたらって?》


『デートって初めてだから何着て行けば良いのか分かんないし、デートって何するか分かんないし…。』


姫華は半泣きになりながらあやふやだけれども、ちゃんと説明した。


《フフフフフフ…。デートなら私に任せなさいッ
私が洋服から何までプロデュースしてあげるわぁ〜♪》


『本当!?』キラキラ+゚


《私をなんだと思ってるの!?カリスマデートサポーターよ!!》(←今考えた。)


『すご〜い。』キラキラ+゚


《私にかかればデートは必ず成功するわ!!》


私はその後、幸江にデートプランと服を一緒に考えてもらう事を約束した。


優哉に行ける事をメールした後携帯を抱きしめた。


『デート楽しみだな…。』


フフッと微笑むと携帯を置き、リビングに戻った。


1時間程経過した頃、咲人が李苑の部屋から出てきた。


私はリビングで紅茶を飲みながらテレビを見ていた。