その姿を優哉と咲人にあてはめ、キラキラとした眼差しを2人に向けていた。


「そういや、なんでお前ら知り合いなんだ?」


『え?だって付き合っ…ムゴッッ』


「姫華〜日直の仕事があるんじゃな〜い〜?」


幸江は姫華の口を手で塞ぐと、挙動不審になりながらも姫華を引きずっていった。


「「??」」


優哉と咲人は頭に?を浮かべていた。




「で、結局お前ら何繋がり?」


「え?あー、俺と姫華は付き合ってるんだよ。」




……………………………。




「…………は?」


「あ゙…………。」


幸江はヤバイと思い、その場をそろ〜りそろ〜りと立ち去ろうとした。




ガシッ


「瀧野…?どういうことか説明してもらおうか……?」


「た〜す〜け〜て〜(泣」


咲人は幸江の襟首を掴み、ずるずると引きずっていった。


『「??」』


姫華と優哉は2人の行動を見て、頭に?を浮かべた。


『どうしたんだろ?』


「さぁ?」


キーンコーンカーンコーン♪


ちょうどチャイムが鳴ったので、私は席についた。


幸江が帰ってきたのはHRが終わった後だった。


大分やつれていたけど。