翌朝


私は着替えてから朝食をとっていた。


今日は日直だから早く行かないと。




私は牛乳を飲み、目玉焼きを乗せたパンを急いで食べた。




そういえばりっちゃんはまだ寝てるのかな?


珍しいな…。


私は李苑の事を気にとめつつも、早く学校行かなきゃいけない気持ちで焦りながら家を出た。




李苑は自室の窓から姫華が家を出て行く姿を見ていた。






学校に着くと、同じ日直の近藤くんが花瓶に花を生けていた。


『近藤くんおはよう!!』


「おう。」


私は鞄を自分の机の横にかけ、窓を全部開けた。


近藤くんは黒板を綺麗にしていたので、私は日にちと曜日、日直の所に私達の名前を書いた。




「おっはよー♪姫華早いわね〜」


『さっちゃんおはよう!!』


私は幸江に挨拶し、チョークを置いた。




―ガラッ


「おい、姫。」


『あっ咲ちゃんおはよう〜』


教室に咲人が入ってきた。