『もう、りっちゃんじっとしてて!』


私は李苑の肩に手を置き李苑の口の横についているジャムをペロッと舐め取った。


『ん♪取れたよ♪』


「おまっ…////」


途端に李苑は顔を赤くし、舐められた部分に触れた。

ボソッ
「サンキュ…////」


李苑は照れているのを隠しながら姫華にお礼を言った。


「俺もう行くからっ////」


李苑はバタバタと急いで家を出て行ってしまった。


『??』


私は頭に?を浮かべながらパンを食べていた。


その様子をお義母さんとお義父さんがクスクスと笑って見ていた。


私は咲人が迎えに来るギリギリまで食事をしていた。






―ガラッ


『おっはよー♪』


「「「「おはよう!」」」」


私は皆に挨拶し自分の席について鞄を横にかけた。