『おはよぉ〜りっちゃぁん…。』


私は目を擦りながら李苑に朝の挨拶をした。


「お前寝ぼけてんのか?いつまでそんな格好でいる気だよ。」


姫華はまだネグリジェ姿だった。
しかも肩の紐がずり落ちている。


「俺が着替えさせてやろうか?(ニヤッ」


『もうっ自分で出来るもんっ!りっちゃんのエッチィッ』


私は李苑にベーッと舌を出し、自室に戻った。



ボソッ
「ったく理性がもたねーっつの。」


李苑は姫華の後ろ姿を見つめながら小さく呟いた。




私は着替えてからリビングに行った。


『おはようお義母さん、お義父さん。』


父・母「「おはよう。」」


私は食卓の自分の席に座り、パンにジャムを塗って食べはじめた。


隣では李苑が後ちょっとで食べ終わるところだった。


『あっ!りっちゃん口の横にジャム付いてるよ!』


私は李苑の口の横を指差した。


李苑は舌でジャムを取ろうとするが中々取れない。