−*初カレ*−

僕は生まれた時から女顔で、僕の意思関係なく家族から女の子として育てられた。




僕には兄が3人いて、母さんはどうしても女の子が欲しかったらしく、末っ子の僕を女の子として扱うようになったんだ。




学校では友達が出来なかった。




男子からは“気持ち悪い”とからかわれ、女子はそれを遠くから見て笑う始末。




母さんに何度も女の子の格好が嫌だと言おうとしたが、楽しそうに僕の女物の服を買う母さんを見てると、勇気が無くなって言えなかった。




中学に入ってからは、男子は僕を女として見るようになった。




僕を男だと知っているのは周りにはいなかったからだと思う。




制服もセーラー服を着ていたし。




元々顔は良い方で、普通の女の子より僕は男子からモテた。




告白も何度もされたが断った。




次第に女子から嫉妬の視線を浴びるようになり、ある日女子グループに体育館裏に呼び出された。




僕は女の子達から罵声を浴び、暴力を振るわれ、精神的にも、肉体的にもボロボロになった。




この日を境に女子に対して嫌忌を感じるようになった。




もういっそのこと、男子全員が僕に虜になれば、女子共の醜い顔、悔しい顔を見る事が出来ると思った。




男子を全員味方にすれば、女子は簡単には手出ししない。




だから僕は心は男のままだけど、女を磨き、周りの男子を落としていった。