−*初カレ*−

タオルケットを取り出すと、子猫を優しく包んであげた。




―コンコン




『はい。』


「猫ちゃんのご飯、持ってきたわよ。」


『ありがとう。』




―ガチャ


お義母さんが子猫の餌を持ってきてくれた。




生憎キャットフードはお家になかったので、人肌に温めたミルクに、朝ごはんの残りの焼き魚をほぐした物を持ってきてくれた。




「これで良かったかしら。」


『うん。ありがとう。』


私は早速子猫に餌を与えると、少しずつだけど食べてくれた。




「この子の名前はもう決めたの?」


『まだ…。』




そういえば全然考えてなかった。




その前に




『飼っていいの?』


「私はいいわよ。パパも良いって言うはずだわ。」


『ありがとう……。』




じゃあ名前考えようかな。


何にしよう……。






『……レイン……。』


「え?」