「ねぇねぇ〜陽奈も入れて?」


優哉の隣の席の陽奈がお弁当箱を持って話し掛けてきた。




『いいよ♪』


私は笑顔で返事をし、仲間に入れてあげた。




「陽奈ぁ〜、優哉くんの隣がいい♪」


『え…。』


「「は?」」


私と優哉と幸江の声が重なった。




「ねぇ〜良いでしょぉ〜?」


「……。」


「……。」


陽奈は返事を聞かずに優哉の隣に座り、お弁当を広げた。




『えー…と、陽奈ちゃん、私藤咲姫華!!よろしくね♪』


「よろしく。」


陽奈はお弁当を食べながら適当に言った。




えーっと…なんか最初の態度と大分違うのは気のせい?




私の顔さえ見てくれないんだけど……。




うー…ん…。




まぁいっか!




これから仲良くなっていけば良いもんね♪(←ポジティブ)