「ごめんごめん。…クスクス。」


咲人は笑いながら姫華の頭を撫でた。




2人は顔を見合わせ笑った。




「……。」


2人の様子を遠くから哀しげに優哉は見つめていた。










お昼休み


『優哉くんお昼食べよう〜♪』


「あー…ごめん…俺用事あるから…。」


『??』


優哉は苦笑いを浮かべると教室を出ていった。




教室の外で待っていた女の子と何処かへ行ってしまった。




なんだろう……。




同じクラスの女の子…。




優哉くんの友達かな…?




心の中がモヤモヤする……。










体育の時間


ピーーッ


「ジャンプボールッ」


パシッ




今日はバスケ




男女別に分かれ、試合を始めた。




私は運動神経は良い方だけど、チビなのと、体力があまり無いのが弱点。