『あれ?』


口元を見ても何もついてない。




咲人を見ると、お腹を抱えて笑いをこらえていた。




『咲ちゃーん……(怒』


「お前が俺のパン食うのがいけねーんだろ〜。」


咲人は姫華の背後に回り、プロレス技をお見舞いした。




『咲ちゃんギブギブッ』




首締められて、く、苦しーッ(泣




「仕方ねーなー。しょうがないから心優しい咲人様が許してやるよ(笑」


『ゔー女の子にプロレス技を(泣』


「姫は丈夫だから。」


『むぅ〜っ、咲ちゃんのバカーッ』


姫華は椅子の上に立ち、咲人をポカポカと殴った。




「いてーよ!!お前はこーだッ」


『キャハハハハハッ』


咲人は姫華の弱いところを擽り始めた。




『咲ちゃんッ…キャハハハッ…ギブギブーッ』


咲人は椅子の上に立っている姫華を持ち上げ、下に下ろした。