俺は後ろから、わざと見せ付けるように姫に抱き着いた。




驚いてる驚いてる(笑




「俺、あんたの事認めてねーから。」




釘うっとかねーとな。




これくらいいいだろう?




"別れろ"なんて言ってないんだからさ。




まだ姫のこと諦められない。




だけど、お前が姫を大切にしていることが分かったら……認めてやってもいい…。




まだダメだけどな?




覚悟しろよ?












―*李苑side終わり*―