『構ってほしかったの?』


「////」




図星なの!?




え!?




なんか……




可愛い(笑




私は照れてる優哉を見てクスッと笑った。




「ねぇ…。」


『なに?』


「抱きしめてもいい?」


『え?』




吃驚した。




さっきまで照れていたのに、急に真剣な顔になるから……。




『いいよ…。』


私が返事すると、優哉くんは私を優しく包みこむように抱きしめた。




温かい……。




トクントクンと優哉くんの心音が聞こえる。




私は胸に顔をあて、優哉の背中に手を回した。




なんだか心地好くて…ずっとこうしていたい…。




私は顔を上げると優哉と目が合った。




優哉は姫華の頬に手を添えると、そっと唇にキスを落とした。




『ん……。』




一度離れると、また引き寄せられるように優しく触れた。




電灯に照らされた2人の影は重なり合い、満天の星空がキラキラと輝いていた。






***