「あら~酷いわね」 そういいながら、小さい冷蔵庫から氷を出す。 「入学式はちょっと止めときなさい。 しばらく冷やしてたほうがいいわよ」 「それなら体育館でも・・・。」 「みっともないでしょ? こんな姿。 私はもう行くから・・・ ベットで寝てていいわよ?」 私が頷くと 満足そうに笑顔になった先生は 最後にこういった。 「寝てもいいけど・・・ 襲われないようにね?」 その言葉に私は苦笑いを浮かべた。 「では行って来ま~す」 手を振る先生に 振り返したのは 言うまでもナイ。