せっかく、止まっていた

涙が、一気に溢れた・・・


そのまま、力が抜け、

その場で、又うずくまった。


””パラパラパラ・・・””


頭から、何か落ちてきた。


   運動場の砂だった。

三山と仲間たちが、私を囲み


上からかけていたのだ。


我慢の限界!!!


泣きながら、立ち上がり


「なんで、ここまですんねん!

こんな事して、楽しいんか?

おまえら、最低な奴やな!!」


と、大声で叫んだ。


体育館に、響き渡る声だった。