NIGHT MOON

それから五日が経った。



「今日で五日だ。晴海くんが来ないが夜月くん何か知らないか?」



「何で聞くんだ。俺は何も知らない。晴海の事なんて」



「そうか…わざわざ呼び出して、すまなかった」



オーナー室に呼ばれて
晴海の事を聞かれたが
夜月は何も答えなかった。



無断で仕事を休む理由は
何となく分かっていたが
オーナーには黙っていたのだ。



部屋を出て
フロアに戻るとサッと夜月に
聖夜が近付いて来て聞く。



「オーナー何の用だったんスか?」



「晴海…」



「晴海さん?あ、そういえば五日も来てないっスね」



「言ったろ。アイツが消えるのは時間の問題だって…案の定、晴海は消える…」



「じゃ…晴海さんは辞めたんですか?夜月何か知ってるとか」



「さぁな」



「という事は次のナンバーワンは誰に…」



「俺ではないな。なるとしたら自動的にナンバー2の北斗だろ。俺はトップになるつもりはない」



「北斗さんか…じゃナンバー2は夜月さんっスね」



「それも違うな」



「え…じゃ誰が…」