「え………?」
そんな――それってつまり
あたし待ち?
下っ端の身でそんなこと、
申し訳なさすぎるよ。
「い、いいです!
あたし、頑張りますから――」
『続けて下さい』って
言おうとしたけど、凛と
した声がそれをさえぎった。
声の主は、今までずっと
黙ってた玲斗。
「頑張ったって
どうしようもないよ。
今の陽菜にはムリだ」
「―――――!?」
硬直するあたしを無視して
玲斗は監督に向き直ると、
「日を変えましょう、監督。
これ以上は時間のムダですよ」
_
そんな――それってつまり
あたし待ち?
下っ端の身でそんなこと、
申し訳なさすぎるよ。
「い、いいです!
あたし、頑張りますから――」
『続けて下さい』って
言おうとしたけど、凛と
した声がそれをさえぎった。
声の主は、今までずっと
黙ってた玲斗。
「頑張ったって
どうしようもないよ。
今の陽菜にはムリだ」
「―――――!?」
硬直するあたしを無視して
玲斗は監督に向き直ると、
「日を変えましょう、監督。
これ以上は時間のムダですよ」
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