《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜

「陽菜が――わかってない
からだ。

他の男にのこのこついて
行って、いいように迫られて。

そんなのは、許されないよ」



「だ、だってあれはユウキ
さんがムリヤリ……!

それにまさか、あんな人だ
なんて思わなかったし――」



「それでも。

キスされる寸前まで
いっても、どうして何も
しなかったの?

オレが来なかったら、
きっとキミはアイツと
キスしてた」



「そ、それは………!」



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