《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜

いざ面と向かって言われる
と、やっぱり驚かずには
いられない。


し、しかも『みんな
わかってる』って――!?



「ち、違います!

あたし別に玲――三条さん
とは、何でもありません」



勢い込んで説明したけど、
ユウキは全く信じてない
感じだった。



「まっさか〜。

別に隠さなくてもいい
じゃん、そんなのこの世界
じゃよくあることなんだし。

やるじゃん。
あの三条玲斗を体で落とす
なんて、スゲーもんだよ」



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