《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜

ううん……違う。



何がなんでも、これを
チャンスに変えるんだ。



それくらいの勢いでやら
なきゃ、崖っぷちのあたし
にはもう後がないんだから。



だから――…。



「どんな思惑だったって、
あたしはやります。

ただ、知りたかったのは――

何もわからないままなのは
イヤだったから。

どうせやるならちゃんと
覚悟して、やりたかった
から……」



それが、あたしの思いだ。



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