《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜

いきなりの衝撃的な言葉に
ギョッとした。



けど玲斗は何でもない
ことを話すように、



「別にいいだろう?

PVの仕事があれば、あんな
小さな仕事今さら必要ない
じゃない」



「そういう問題じゃ……!

どーしてですか!? 

こんなの、めちゃくちゃ……!」



つい声を荒らげちゃって
途中でハッと言葉を切った
けど、玲斗は怒るような
感じはない。



だけどその代わり、なめる
ような視線でジロジロと
あたしを見て、



「ふぅん。

じゃあ逆に聞くけど、
答えを聞いて陽菜はどう
するつもりなの?」



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