《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜

そしていよいよもって、
あたしのイヤな予感は
現実味を増してくる。



どう見てもこの先に
貸会議室やレッスン場が
あるようには、見えない
よね……?



「あのぅ……ここは……?」



「このホテルで最高級の部屋。

半年ほど前から、オレの
専用ルームとして使ってるんだ」



(やっ、やっぱりぃぃ〜っ!!)



あぁ、怖いからってこんな
所までおとなしくついて
くるんじゃなかった!



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