なんなよっ!!嬉しいんだけどさ?恥ずかしいじゃないのよ。 「萌花、ママ買い物行ってくるから、陽太さんと2人で食べてね♪あと、ママねパパと今日ご飯食べてくらから、遅いわよっ♪」
ウソでしょー!?陽太と2人きりじゃん。だけど、嬉しいそうなママを見てイヤとは言えなかった。
「じゃあねっ♪萌花チャン♪」
はぁー。
「おい。何がイヤなんだよっ?」
いつの間にか陽太がいて、あたしに話し掛けてきた。
「別に…。」
あたしね口からは強がりな言葉しか出てこなくて、陽太はため息を付いていた。