「えーーーっ！！陽太君マジで言ってんのぉ？
　こんな奴やめてあたしにしときなよ？？」
陽太の言葉を聞いて、周りの女たちは陽太に言い寄る。
はぁーーー。ウザッ！！ってか、こんな女って何よ？
確かに、可愛くはないけどさ・・・。（笑）
「ねぇーー？萌花チャン、返事は？？ダメっ？」
陽太はあたしに迫ってくる。
「・・・いやーー。わかんない。」
あいまいな返事。でも、あたしの執事なんだよね？
変な感じ・・・。
「ふーん。じゃあ、俺返事待つからよく考えて♪」
「・・・うん。」
うなずいてるあたし。そんなあたしを確認すると、陽太は
どこかに行ってしまった。
「あーぁ。行っちゃったね。萌花、いいよって言えばよかったじゃん！！」
「優月、そうだよね・・・。はははっ・・・。」
だって、返事する前にあたしの執事さんだし？
でも、あたし一目ぼれだし・・・。
返事、しちゃおっかな？？
「ねぇ、優月、あたし返事するね。あたしも好きって。」
「うん☆そうしなぁ♪そしたらさ、優月とさＷデートしようねっ♪」
そんな約束をしたんだ。