次の日…






「おはよ!」





紗那があたしの肩に乗ってくる。





「お、はよ」







ふいに 紗那を振り払いながら、あたしは返事した。






何なの?人の彼氏とキスしたくせに。





しかも、あたしに秘密で…





てかあたしの事、「あいつ」なんて言ってたし…






この元気な紗那は すべて演技だと思うと、悲しくなってきた。