別に…。
言えばよかったんだ…。
皆親友だもの…。
隠す必要なんてなにもない…。

でも怖かった。
あんな幸せそうな皆の空気を…
壊したくなかった…。

愛羅のあんな幸せそうな笑顔を…
曇らせるのが怖かった…。




ううん…。
ちがう…。

愛羅…。
皆ぁ…とか理由をつけて…
結局は…。

あの空気を壊して嫌われるのが怖かっただけ。
本当は…

自分が気づ付くのを…。
回避したかっただけ…。