「……あれ?」 いつの間にか、親友の部屋に居た。 さっきまでは確かに学校で、 百物語をしていたと思ったんだけど。 俺の親友の部屋は やたらとサイバーチックな部屋で、 上手い事家具を設置しているのか、 外観よりもずっと広く見えるアパートの1室。 親が海外で仕事してるとかで、 中等部の頃からずっと1人暮らしをしているらしい。 そんな部屋に、いつの間にかいた。 「あれ、どうした?何でいんの?」 相手も不思議そうにしているが 「さあ?」 俺だって知らない。