とあるところに、自分の事を 『あまりもの』だと言う少女が居ました。 その少女は、 周りよりもワンテンポ遅れているような 少し、浮世離れした子です。 ボーっとしたところがあるから、 受け取る物はいつも余り物。 移動するのに1人残る自分も、余り者。 そんな風に、自分で思っていたそうです。 だけど少女の友達は、 みんな彼女が大好きでした。 そんな少女と周りとの共通点。 それは、オカルト好きだという事です。