ある所に、占いの好きな子がいました。 その子は、最初の内は 雑誌やテレビ。インターネットなんかで、 誰かが占っている物が好きでした。 だけど段々、物足りなくなって 自分でも占いを始めたんです。 友人たちの間では、 その子の占いが当たると大評判。 彼女の占い方は、 タロットでも手相でも無く、紙と硬貨。 つまりはよくある、 こっくりさんのような物でした。