二人から離れるように路地を曲がると、飲み屋街に出た。
前から4人組が歩いてくる。
全く知らない人達。
けれど本能が危険だと察知したのか、私は4人組を見つけたと同時に建物の裏へ身を隠した。
女性が3人に男性が1人。
男に担がれている女の人は赤い顔をしている。
「もう一軒行くにゃー!もっと飲むにゃー!フーッ」
「わっ!ニャンニャン!僕の背中で爪を研がないで!誰だい?ニャンニャンに飲ませたのは!」
「自分で飲んだんですよ、ポッコラ監督」
「ミュウミュウ……君も大変そうだね、アオチュリーナを担いで」
ミュウミュウと呼ばれた女の背中には同じく赤い顔をして潰れている女の人……。

