洋館を出ると私は街へ下りた。
こちらも夜だというのに、どこか明るい。
洋館とは違う雰囲気に戸惑う。
辺りをキョロキョロ見渡しているとどこからかカップルの話声が聞こえてきた。
「ユシャ・チャン!悪かった!
透けパンアッキーより、双子じゃないかと言われているJKパペリーノ&ソンピーナより君が一番なんだ!」
「ドラゴン警部……!でも今度目移りしたら警視庁から出て行きますからね?」
甘い雰囲気を漂わせる二人組から「警視庁」、「ドラゴン警部」という単語が出てきて私はビクッとした。
……怪盗レッカを狙ってるドラゴン警部……!

