愛して野良猫



「珀様」


「まぁ座りなよ」



珀は綺麗なソファーを示し

微笑んでいた


或都は軽く頭を下げ

俺の方を向いた




「座りましょう。玖音さん」


「‥あぁ」



俺と或都はソファーに座った


すると珀は口を開いた




「或都はカルピスでいいよね?」


「あ、お構いなく」


「いいから、いいから」




珀はニコニコ笑っていた