「玖音さん、今から行くんですか?」



リオンは立ち上がった



「あぁ」


「じゃあ、僕も行きたいです。黒猫の皆さんと…話がしてみたいので‥行ってもいいですか?」


「当たり前だ」



俺が言うと


リオンは笑った



「陽炎」


「はい」


「お前とリオンにはペアになってもらう」


「‥ペア、ですか」


「あぁ。1人で行動するより、2人の方がいい」



陽炎は


少し考えながらも


頷いた