部屋にはパソコンを打つ音しか聞こえない。 それほどあたし達は真剣だった。 「……あった。」 歩夢が画面上に4つの会社の株価のグラフを並べた。 「同じ日の同じ時間に暴落してる…。」 あたしが呟く。 「そんなことってあるの…?」と樹里亜。 「考えらんねぇけど……でも実際あったんだ。」と潤。 部屋中が再び重い空気になってしまった。 「……少し休憩しよう。みんな今は気が動転してるはずだ。」 歩夢の一言で、あたし達は元いた場所のソファに座った。