「忘れ物~おーおーおーお♪」




「ねぇ。爽也・・・抱いてよ」


「だからそんな気はナイって」



――ピタッ。


声がして止まると


保健室の前。



「保健室はラブホテル・・・か」



そんなことを呟く。


本当は爽也何してんの!?


って入りたいくせに・・・。



「それにあんたはここの教師だろう?」


「その前に・・・男と女」



ヤラシイ。

早くここから立ち去ろう。



「何してんの?東山爽香さん」