「千登勢?」 「そう。千登勢」 彼女は笑顔のまま言った。 「沙織って子に刺された子だよね?」 「知ってるの?」 「まだ鮮明に覚えてる。 傷って残ってるの?」 「残ってない。 そこまで酷くなかったから」 「そう。 私が守ってあげる・・・ 僕が守ってあげる」