「何?」


手招きしても席から動かない私を見て


沙也香は頬を膨らませた。



「今日!爽也先輩達が
爽香の歓迎会やってくれるって」



「おい!沙也香!
俺はパスだって!」


笑いながら言っている爽也


内心はとんでもナイことになっているのだろう。




「そんなこと言わないで下さいよ~
爽也先輩!」



出入り口で並んでる二人。



お似合いだな

なんて思ってる私



「お~う!
爽香って言う転入生・・・」



何故か目があった。