「沙也香・・・和未」



私はなんとも言えない恐怖感を感じた。



「あっ!爽也先輩!」


2人と話していると

笑顔で2人は


爽也の元に走った。



「本当に、爽也先輩を取るのは無理よね・・・
だって沙也香が狙ってるんだもん」



遠くから女子のそんな声が聞えた。



私には関係ないか・・・。



「ちょっ!爽香!」


呼ばれて振り向く



そこには手招きしている沙也香