「しっかし、帰ってくるの早かったな・・・ お前のこと、気にしてたんじゃないのか?」 「それはないよ。 私に関しては無関心なはずだから・・・ 表と裏がありすぎるのよ」 私は婚姻届の事を気にしていた。 結婚なんかしたら 何されるか分かったもんじゃない! ーガラッ 「お母さん!おバーちゃんに 玩具買ってもらった」 いきなり入ってきた 莢乃ちゃんに奏は目を見開いていた。 それに止めを刺すように『お母さん』 奏は私を見ると 「お前・・・どうして?」 と呟いた。