「おい!疾風!
自己紹介聞いてたか?
東山爽香。
ソウカだぞ?」
「そうだよ?
栗も何でさわやかちゃん?
確かに爽やかっていう字だけど・・・」
私が間に入ると
次々に疑問の声があがった。
「俺は、初め出会った時、東山爽香を東山サヤカって
読んだんだよ。
・・・サヤカのほうが呼びやすいしな」
「私も似てるようなもの。
爽香を小さい私は、さわやかって読んだの
・・・さわやかちゃんなんて
面白いじゃない?」
2人は、自然にそう言っていた。
りっちゃんは分かるとして
こんなにも
疾風が・・・
自然に理由を言えるなんて
思ってもいなかった。

