「さわやか!! 疾風!!」 遠くから叫んでるりっちゃんに 手を振って 私は砂浜に、忘れられかけた自転車を起こし 進まない中、自転車を押した。 「よく、砂浜でここまでこれたな」 「無我夢中だったの!」 「そっか」 疾風は何も聞かなかった。 何故、泣いていたのか 何故、爽香と言われるのが イヤなのか・・・ 聞かなかった。