莢斗と俺は首を傾げながら 声の聞えたほうへと走り出した。 「爽香!」 最初に気づいたのは莢斗だった。 その声に反応して 俺は爽香を見た・・・ 千登勢といる。 千登勢は困った顔をしていた。 そんな時 莢斗が爽香の元へ全力疾走し お姫様抱っこをした。 俺の存在に気がついていない爽香は 莢斗に抱えられながら 俺の横を通り過ぎた。