ヤバい、
眠い。


この席だから
仕方ないんだよな…。


と思ったのは束の間







『キャー!!!!!!!!!!』


うるさっ。

何?この黄色い声。

同じ女子だけど
こんな声が出るなんて知らなかった。



こんな人達と同類な私が嫌で嫌で堪らなかった。



そして、
眠気から覚まされたのが
一番 私が不機嫌になる理由。




目を擦り、
ボヤけていた視界が
すっかり晴れて


クラス全体が見渡せるようになった。